試験勉強の方法と記憶術講座TOP > 効率的な勉強法とは?〜寄り道せずに試験を突破する秘訣 > 受験勉強の計画の立て方〜賢いスケジュールと計画表の活用

受験勉強は計画を立ててから

受験勉強の計画の立て方は、試験勉強の出発点です。
ここが明確に定まらないということは、目的地を決めずにドライブや旅行に出かけるようなものです。

 

たしかに、ぶらり旅も面白いものです。同様に、学ぶこと自体にも意味があるわけですが、しかしそのようなやり方では、第一志望校の合格を勝ち取ることはできません。自己啓発や生涯学習にはいいかもしれませんが、入試試験や資格検定を突破するには、それに見合った学習を進めていく必要があります。

 

受験勉強の計画の立て方は、大枠→詳細へという流れが大切です。
まず、どうしたいのか?どこの中学・高校・大学に入りたいのか?ということです。第一志望校はもちろん、第二志望、第三志望なども明確にしましょう。

 

行きつく目的地が明確になったら、あとは「何を」「どのくらいのペースで」進めていくかを決めるだけです。しかもその間、勉強のモチベーションを維持して、寄り道をしたり別の方向に行かないようにコントロールする必要があります。

 

ドライブでいうと、時間内に目的地につかなければならない用事といっしょです。そのためには、どのくらいのスピードで進めばよいか?近道はないか?ということです。当然、途中で停車して何時間も休んでいては、時間内に目的地につくことが難しくなります。

 

紙におおざっぱに計画表を書いて、「見える化」すると、イメージが湧きやすくなります。計画表を1年単位で作成し、1か月ごとに12等分します。あとは、計画を書き込んでいって、どんどん細分化していきます。

 

受験勉強の計画は、限られた時間内で、いかにして「効率よく」目的地に到達するかです。試験に合格するということは、無事に目的地まで到達することであり、試験に不合格になるということは、目的地の直前で事故にあうということにたとえられます。なんとしても無事故で到着しなければなりません。

 

 


受験勉強の計画の立て方は、まずは大まかなイメージを決めることです。
この参考書とあのテキストをマスターしよう!とかですね。この場合、定評のある受験参考書を、合格体験記や先輩のアドバイスなどを参考に、まず決定します。そうすれば、それをマスターしたときには、一定の実力がつくはずだからです。あとは、それを身につければいいのですから・・・。最初の段階で間違わないことです。

 

マスターするべき教科書、テキストが決まったら、次にすることは、どのようなペース配分で進めていくかです。ここで多くの人は、うまくいきません。欲張ってみたり、ちょっと計画通りに行かなかったからといって、自暴自棄になってしまったり・・・ですね。

 

受験勉強の計画を立てるときは、以下のことがポイントです。

 

  • 無理をしない。余裕をもたせる
  • 地を踏み固めながら先に進む
  • 実戦力も養成していく

無理のないスケジュールやノルマにする、ということは受験勉強の計画を立てるうえでは鉄則といえます。人は、どうしても気持ちが焦るあまりに、多くのことを計画に詰め込みがちです。しかし、けっきょくは実行できないといことが後からわかり、計画の変更を余儀なくされます。

 

それなら最初から無理な計画にはしないことです。
食事においても、ダイエットや健康のためには腹八分目や腹七分目が推奨されるように、試験勉強の方法においても、8割か7割程度に抑えておくことです。

 

日常生活を送っていると、見たいテレビ番組や突然のお客さん、そのほか予期しないことが起きるものです。そういったときに備えて、ある程度余裕をもった計画を立てましょう。

 

このように余裕をもたせた受験計画にすることで、得られるメリットは以下の点です。

 

  • 必ず達成できるので達成感が得られる
  • ストレスがたまりづらい
  • 休憩時に記憶が整理される

 

最初の2つは納得がいくと思います。人はテレビをただ眺めているときや居眠り時など、前頭葉がボーッとしているときに、海馬に蓄えた記憶を整理整頓しています。ですから勉強の連続では記憶を整理する暇がないので、かえって記憶が定着しにくいのです。

 

そのため、休憩時間は長めにとって、そのあいだ頭を休めたほうが効率的な試験勉強ができます。以上、スケジュールは無理のないものを、ということでした。

 

 


さて次に、受験勉強の計画の立て方で大切なことは、「地を踏み固めながら先に進む」ということです。計画を立てるというと、人はどうしても参考書やテキストを先に進めることだけを考えがちです。しかし、それでは時間がたつにつれて忘れていってしまいます。

 

これが会社の事業計画ならば、即実戦であり成果が求められる上、記憶とは関係ないため、どんどん事業展開していけばよいことになります。しかし高校受験や大学センター試験、あるいは国家試験、公務員試験、資格検定(英検、TOEFL、TOEICなど)などにおいては、自分の頭脳の中に記憶を増やしていく必要があります。

 

自分の頭と相談しながら進めていかなければならないのです。
消化不良では意味がありません。ですから、確実に第一志望校や希望の資格の「試験」に合格するには、復習を重視しながら、同時に先に進んでいく必要があります。

 

ここを間違えると、なかなか偏差値が上がらないとか、模試での判定結果がCやD、Eランクから、なかなかBやAランクに上がらないということになります。勉強はしょせんは積み重ねなので、覚えていく端から忘れていってしまっては砂上の楼閣になってしまう、ということです。

 

具体的には、毎日のノルマに「復習の時間」を設けることです。そして、まずは復習から始めます。先に進むよりも反復するほうが大切なので、何かあって、あまり勉強時間が取れないような事態にも対応できるように、まずは復習から始めるのです。

 

 


最後に、受験勉強の計画の立て方として、インプットだけではダメということです。
かならずアウトプットの練習時間も設ける必要があります。

 

もちろん最初のころは基本が身についていないので、インプットオンリーであるべきです。しかし、徐々に基礎が身についてきて、ある程度の知識が蓄積したら、それをアウトプットできるかどうかを試す必要があります。

 

具体的には過去の問題集(過去問)に取り組むということです。
大学受験なら、教学社から赤本が出ていますね。東大や京大、慶大、一橋、同志社、関大、中央、早稲田、明治、学習院、立教、上智などなど、それぞれの過去問題集が出ているので、それを買ってきて問題に慣れるわけです。

 

これも復習と同じ考えで、ある程度実力がついてきたら、毎日のノルマに組み込みましょう。やったりやらなかったりでは、満足のいく実力を養成できません。

 

過去問を解くことは、知識というよりも、「解き方」をマスターするという意味があります。時間配分などの勘ですね。脳科学でいうと「知識記憶」というよりも、「手続き記憶=方法記憶」ということです。つまりノウハウであり、体で覚える記憶です。

 

そういうことから過去問でのアウトプットは、理屈ではなく、毎日毎日解いて、何度も間違えては発見するという試行錯誤が大事です。そのようにして「体に覚えこませる」ことによって、試験本番で、たとえ前頭前野のワーキングメモリが緊張感に、ある程度占拠されても、自分の力を出し切れるようになるのです。

 

受験勉強の計画の立て方のコツは以上になります。
まずは目的地を決め、無理のないペース配分のノルマにする。そして復習重視で地を踏み固めながら、しかも先にどんどん進めていき、ある程度力がついたら実践力も養成していく。これが、もっとも確実に、最終の試験の勝利を勝ち取れるやり方です。

 

 

 

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