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勉強のやる気を出す方法

勉強のやる気を出すことができれば、「試験勉強が進まない」なんてことはなくなります。いつでも高いモチベーションを保つことができ、自分で立てた受験計画通りに学習を進めていくことができます。

 

小学生や中学生だけではなく、高校生や大学生、あるいは資格試験を目指す社会人であっても、モチベーションを保てなくて悩んでいるものです。やる気がないばかりに無理して取り組み、その結果ストレスをため込んでしまうことになります。

 

勉強のやる気は、試験勉強のガソリンです。
ガス欠では計画を遂行することができません。つねに「やる気というガソリン」を満タンにたたえて、目的地まで走行する方法はあるのでしょうか?

 

勉強のやる気が出ないために、やる気の出し方をネットで検索している人は、「自分の外側に」その方法を求める傾向があるようです。たとえば勉強のやる気を出す映画や音楽、曲、BGM、歌、絵、イラスト、画像、言葉、名言、格言、壁紙、動画、映像、スマホのアプリやソフトを求めていたりします。あるいは2chのスレやサイト、本などですね。

 

このような「誰かからやる気をもらう」という考えでは、理想のものに巡り合うまでに勉強が進まないということになります。いい先生や魅力的な予備校の講師、すてきな家庭教師などもそうです。理想の先生に出会わないうちは、試験勉強が進みません。

 

ここでは、そういった「外部に依存するようなやり方」ではなく、自分の内側から勉強のやる気を引き出す方法を解説していきます。どうしても、やる気が出ないと悩んでいる人もいるでしょうが、一度この方法を試してみましょう。

 

 


勉強のやる気を出す方法とコツは、以下になります。

 

  • 1日単位でやる事(ノルマ)を決める
  • おもむろに実行する
  • 少ない勉強時間でもいいので、毎日つづける

 

まず人間は、目標がないとモチベーションがわかない動物です。そこで何かを目指す場合は、かならず目標を立てます。スポーツでも対戦相手に勝ちたいなどの目標があります。空手などの武道なら、色帯を取ることを目標にしたりします。

 

これは試験勉強の方法においても同様です。
ただし受験においては、最終の本番の試験を目標にしてしまうと、なかなか勉強のやる気を継続することができません。たいてい1年先とか、かなりの時間があるので、「現実味がない」のです。

 

そこで、つねに目に見える「身近な目標」を設定し、それを達成するようにしていく必要があります。もっともオススメなのは、その日にやるべきことを明確にすることです。

 

たとえば今日は英語のテキストを2ページ読もう。英単語を10個覚えよう。現代文を10ページ読もう、などなど。勉強を開始する前に自分で決めるのです。堅苦しく考える必要はありません。

 

ただし注意すべき点としては、達成できないような目標を立ててはいけない、ということ。かならず達成できる範囲にしておきます。すると頑張ることによって、かならず目標を達成できます。

 

その結果、達成感を味わうことができ、うれしくなります。
翌日もまた、その達成感という喜びを味わいたくなり、勉強のやる気を出すことができるわけです。これがドーパミン学習です。このように「小さな目標」を毎日設定して、毎日、達成感を味わう。これがモチベーションを保つ秘訣です。

 

 


さて、そうはいっても実行に踏み切れないという人もいるかもしれません。そこで、冒頭で述べたような画像や映画、名言、壁紙、アプリなどを探すのでしょう。しかし、じつは勉強のやる気は、最初に出すものではありません。

 

やる気を出してから勉強するのではなく、学習しているうちに、だんだん気分が乗ってきて、その結果モチベーションが高まってくるというのが正解です。これを作業興奮といいます。

 

数学でも社会科でも理科でもいいですが、教科書を「おもむろに」開いてみましょう。
この時点では、まだ勉強へのやる気はでていません。でもいいのです。教科書に触ることが、勉強を始める第一歩なのですから。

 

心理学用語に、ザイオン効果という言葉があります。
これは、多く接するものに親近感を覚えるという効果です。嫌いな教科、苦手な科目だからといって、それに触れないでいると、ますます苦手になり、成績が下がっていきます。

 

そこでザイオン効果を活用して、「苦手な教科だからこそ」ひんぱんに教科書を手に取るのです。べつに文章を一から読む必要はありません。適当に開いた箇所の、適当に目に入ったところを「見る」だけでOKです。

 

イラストをなんとなく眺めてみたり、ぺらぺらめくるだけでもいいのです。そのように右脳主体でリラックスして接しているうちに、接触回数が増え、親近感も出てきて、勉強のやる気が出てきます。そうなったら、本格的に最初から進めていけばよいのです。

 

やる気がない日でも、とりあえず教科書や受験参考書を手に取り、ペラペラ眺めるところから始めてみましょう。作業興奮が起こってくるには、ある程度の時間がかかるので、数分はそのようにぺらぺらめくることが大事です。

 

もちろん、やる気までにつながらない日もあるでしょう。
そういったときは眺めるだけで終了とします。しかし「ザイオン効果」を考えれば、そのような行為を毎日持続していけば、苦手科目に親近感がわいてくるはずです。眺めるだけで終わっても、それはそれで意味があることなのです。

 

 


さて、そのようにして何とか自分から苦手な教科に向かっていけば、それが習慣になります。一度習慣になってしまえば、とくに勉強のやる気を出すこともなく、体のほうが自然と学習机に向かうようになります。

 

これは決められた時間に勉強するようにすると、顕著にあらわれます。
たとえば夜の9時から歴史を勉強する習慣がつくと、9時に近づいてくると、脳が歴史を勉強するモードになってくるのです。もし9時にドラマを観てしまうと、そわそわして落ち着かなくなります。

 

勉強でも仕事でも習い事でも育児や掃除、家事でもなんでもそうですが、習慣化するには約1か月かかるといわれています。ですから習慣になるまでは、さきほど述べた作業興奮の原理を活用して、自分から対象のものに飛び込んでいくしかありません。

 

しかし1か月後には、そのような辛さを味わうことなく、勉強などのやる気を出していくことができます。ですから1か月間限定の努力だと思って、1日のノルマを設定して、今日から教科書をペラペラと手に取って眺めるところから始めてみてください。

 

 

 

■試験勉強の方法の極意とは?
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【勉強法コラム】
子供の勉強のやる気を出す場合は、まだ小さいため自習性に乏しいことがあります。小学生の場合は、周りの大人が手を差し伸べてあげる必要があります。親、学校の先生、家庭教師、兄弟などが手引きしてあげるわけですが、うまく工夫して達成感を味わわせてあげましょう。また、ほめることも大事です。ほめれば、うれしくなります。すると、それが勉強へのやる気へとつながっていきます。
ただ中学生以上になると、自主性が求められるようになります。やる気を出すには、達成感以外に、自分でご褒美を設定するのも効果的です。何時まで勉強したら、好きなゲームで遊ぼう、などですね。こうすることによって、ゲーム機や遊びは勉強を妨げるものではなくなります。むしろ試験勉強を引っ張り上げてくれるツールに変わるのです。
勉強のやる気を出す方法として、本文で書いたこと以外では、たとえば自分の好みにあった表紙や配色の参考書を買ったり、きれいな字でノートに書く。お気に入りの筆箱やシャーペン、消しゴムを買うなどの工夫もできます。それらの一つ一つは小さなことかもしれませんが、決しておろそかにはできません。とくにきれいな字で書く癖をつければ、そのノートが気に入って、また読み返したくなるものです。このように勉強自体に面白さを見出すという「内発的動機」も、モチベーションのUPに役立ちます。