試験勉強の方法と記憶術講座TOP > 脳と勉強法のコラボレーション〜脳トレや時間帯、食事法など > 記憶力upの方法〜トレーニング?食べ物?音楽?

記憶力をアップさせる秘訣とは?

記憶力upの方法を解説していきます。

 

記憶力というと、みなさんはどのようなことを想像しますか?
日本史の年号や事件名、歴史上の有名な人物の名前、漢字、英単語のスペルや熟語、連語、構文・・・こういったものを何も見なくても暗唱できる状態をイメージしていると思います。

 

しかし記憶というものは本来、もっと日常的なものです。
外を歩いていても、いろいろなものを目にして、いろいろなものを耳にしています。また肌や筋肉から情報を得ています。

 

それらの多くは、感覚器で受信されてのち、ほとんどは数秒で消え去るものが大半です。これを感覚記憶といいます。

 

しかし意識を向けることによって、それは前頭葉のワーキングメモリに送られ、さらに注意を向けると海馬に情報が送られます。試験勉強でいうところの記憶とは、海馬まで到達した記憶をいいます。

 

ただ海馬の記憶は固定されたものではなく、約1か月とどまったのち、側頭葉や頭頂葉に「長期記憶」として移されるか、消去されるかのどちらかになります。どっちつかずのまま半年も1年も、ずっと海馬に留まり続けるということはありません。

 

>> 東大記憶法 〜記憶力90日向上プロジェクト〜(記憶法・遠隔セミナー)

 

 

 

記憶力upというからには、いかにして外界からの情報を長期記憶へと「たやすく」蓄えることができるか、その能力を高める方法ということになりますね。

 

記憶力を高めるには、右脳勉強法や写真記憶といった、さまざまなトレーニング(脳トレ)や、音楽を聴いたり、食べ物(栄養素、サプリメント)といった方法があります。

 

じつは記憶力をupさせるには、ふだんから「覚えよう」として頭を使うことが最高の方法です。なぜなら人の頭脳は、使えば使うほど、その機能が向上していくからです。

 

人の脳細胞は、生まれてから、どんどん死滅するだけというのが今までの脳科学の知見でした。1日に10万個も死滅するのです。

 

しかし最近、脳のなかで増殖する細胞(ニューロン)が存在することがわかってきました。それは海馬の入り口にある歯状回という部分の顆粒細胞です。ここは鍛えるほどに、増えて大きくなっていくことがわかっています。

 

ですから中学や高校受験を目指して英単語を覚えたり、大学受験の試験勉強に奮闘していること自体が、記憶力upの有効なトレーニングになっているわけです。

 

海馬の顆粒細胞が多い人は、記憶力の高い人です。
その方法は単純で、ふだんから海馬をよく使っているかどうかです。ですから毎日の勉強の積み重ねこそが大事になります。ふだん勉強をさぼっていて、試験やテスト前にしか勉強しない人は、海馬が小さいと考えられます。付け焼刃的な記憶術の方法に頼るよりも、まずは自分自身の海馬を大きくすることが先決といえます。

 

 


そのほか記憶力upの効果的な脳トレ法としては、右脳やイメージを活用した方法が挙げられます。イメージ化が得意な人は、ふつうに文字を読んでいても、想像力が乏しい人よりも、しぜんに映像化ができます。読んだ言葉から、パッと映像が脳裏に浮かんでくる感じです。

 

イメージすることによって、単に言葉だけよりも、強烈に海馬を刺激できることがわかっています。ですから教科書やテキストを読むときは、できるだけ脳内でイメージ化することで、海馬が長期記憶に変換しやすくなります。イメージにして覚えることで、あとから思い出しやすいというメリットもあります。

 

どうしてもイメージ化が苦手という人は、教科書の内容を図示して整理して書いてみたり、絵にしてみたりするといいのではないでしょうか。マインドマップなんかも有効です。右脳やイメージを活用することによって、知識は一気に長期記憶に昇格されます。

 

 


さて、記憶の管制塔である海馬。
ここが活性化すると、シータ波(θ波)という脳波が出てきます。
これは記憶力が最大限に発揮できる、スタンバイの状態。このときに覚えるようにすれば、記憶力upを実感できるでしょう。

 

先ほどのイメージ化ということも、海馬からシータ波を発生させるので、一気に覚えられるのです。語呂合わせが、すぐに頭に定着して、その後、長く忘れないのはこのためです。

 

そのほか記憶力をupさせるためには、運動しながら覚えたり、軽く有酸素運動や体操、ストレッチなどをしてから勉強に取り組むと効果的です。

 

人は体を動かすことによって海馬からシータ波が発生するからです。
中3や高3の学生は受験勉強に集中するために、部活を休むことが多いと思いますが、自宅での運動までやめてはいけません。休憩時間を利用して運動したり、歩きながら英単語を覚えることで海馬からシータ波が発生し、記憶力がupするのですから、やらないともったいないですよね?

 

 


そのほかモーツァルトの音楽を聴くと頭がよくなるとか、カフェインを飲んだりマグネシウムを摂取すると記憶力が向上するとか、いろいろ言われていますが、あまり期待しない方がいいかもしれません。

 

カフェインにしても、相当な量を飲まないと記憶力のupにはつながりません。缶コーヒーを1本や2本飲んだくらいでは、自覚できるほどの記憶力アップはないということです。

 

それよりは、できるだけイメージや想像、連想をしたり、あるいは運動によってシータ波を発生させたほうが、記憶力は高まります。

 

また時間帯でいえば、朝から午前中にかけてのほうが頭が冴えるので、その時間帯は記憶力も高いといえそうです。夜になると副交感神経が優位になってきて、だんだん眠くなってくるので記憶力は低下しがちになります。

 

しかし夜は勉強と就寝の時間が近いので、ほかの情報の干渉を受けずに、そのまま睡眠に入れるというメリットがあります。記憶は睡眠中に整理されたり、定着したりするので夜の勉強は身に付きやすいのです。

 

それにたいして朝の時間の勉強は、そのあと睡眠まで時間があるので、忘れやすいというデメリットがあります。ただ、休憩時間に居眠りを頻繁にとって記憶を整理するように心がけたり、朝勉強したことを夜寝る前に、もう一度復習することによって、その欠点を十分に補うことができます。

 

 

> 記憶術日本一を勝ち取った驚異の記憶術とは? <